ブログを読んで下さった方からのフィードバックを単純に得る方法として、一番手っ取り早いのが、最近流行のソーシャル系のボタンを配置することです。
自分もブログリニューアルに伴って、最近ではアクセスアップに欠かせないと言われるFacebookのいいね!ボタン、6月に正式サービスがスタートし、流行の兆しを見せているGoogle+1(PlusOne)ボタンの設定を行ったので、その設定方法について簡単にまとめてみました。
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CakePHPには利用するデータベース定義を複数定義しておける機能がありますが、その使い分けに関するアイデアです。
よく開発環境と本番環境で自動的にデータベース接続を切り替えられるように、以下のようにDATABASE_CONFIGクラスのコンストラクタを改良したり、AppModelクラスのコンストラクタに現在の環境を判別できるような設定を書いたりするアイデア多く見かけられます。
class DATABASE_CONFIG { public $default = array(); // 公開用 public $production = array( 'driver' => 'mysql', 'persistent' => false, 'host' => 'production.mysql.server', 'login' => 'admin', 'password' => '****', 'database' => 'production_database', 'prefix' => 'prefix_', 'encoding' => 'utf8' ); // 開発用 public $development = array( 'driver' => 'mysql', 'persistent' => false, 'host' => 'localhost', 'login' => 'test', 'password' => '****', 'database' => 'development_database', 'prefix' => 'prefix_', 'encoding' => 'utf8' ); public function __construct() { if (env('SERVER_ADDR') !== '127.0.0.1') { $this->default = $this->production; } else { $this->default = $this->development; } } }
function __construct() { if (env('SERVER_ADDR') == '127.0.0.1') { $this->useDbConfig = 'development'; } else { $this->useDbConfig = 'production'; } }
よくある解決策では、httpから利用する場合には非常に便利で良いのですが、コンソールから利用する場合、この設定では不都合が発生します。
たとえばschemaコマンドを利用する場合です。
コンソールではREMOTE_ADDRやSERVER_ADDRなどの環境変数が利用できません。
そのため、コンソールで利用する場合はリモートで利用しているのかローカルで利用しているのかを環境変数から判別することができません。
であれば、schemaコマンドを実行する際に -connection
オプションで利用する接続を選択してやれば良いと考えてしまうのですが、CakePHPのコンソールから起動するschemaコマンドは、-connection
オプションで指定されたデータベース接続(指定されなければdefault)とModelのデータベース接続(Model::$useDbConfig)が一致しない場合、そのModelのスキーマを読み込んでくれません。
実行しているファイルのパスを見て判別するような荒技もありますが、実行ファイルのパスが被らない保証も無いので、こちらも確実とはいえません。
ではどうすれば良いか、というと、Configureクラスを利用する方法が一番わかりやすくてベターです。
config/core.php
もしくは config/bootstrap.php
に下記のように設定します。
Configure::write('database', 'production');
そして、config/database.php のDATABASE_CONFIGクラスを下記のように記述します。
class DATABASE_CONFIG { public $default = array(); // 公開用 public $production = array( 'driver' => 'mysql', 'persistent' => false, 'host' => 'production.mysql.server', 'login' => 'admin', 'password' => '****', 'database' => 'production_database', 'prefix' => 'prefix_', 'encoding' => 'utf8' ); // 開発用 public $development = array( 'driver' => 'mysql', 'persistent' => false, 'host' => 'localhost', 'login' => 'test', 'password' => '****', 'database' => 'development_database', 'prefix' => 'prefix_', 'encoding' => 'utf8' ); public function __construct() { $connection = Configure::read('database'); if (!empty($this->{$connection})) { $this->default = $this->{$connection}; } } }
この方法であれば、データベースを切り替えたいときはデバッグモードの切り替えのように設定値を変更するだけで済みますし、ローカルに依存するコードを記述する必要もなくなります。
さらに今後新しいデータベース接続を追加した場合にも、設定値を変更するだけで対応可能なので、今後の拡張性の面でも安心できます。
CakePHP製のCMSである Croogo のソースを眺めていて気付いたんですが、クラス内でstatic修飾子を使っていないインスタンスメソッドを、::演算子を使って静的に呼び出すと、$thisのスコープが呼び出した側のオブジェクトになるという現象に気付きました。
具体的には下記のコードを実行すると、”Test 2″ が表示されます。
class Test1 { public function callName() { echo $this->name; } } class Test2 { public $name = 'Test 2'; public function callMethod() { Test1::callName(); } } $obj = new Test2(); $obj->callMethod();
ちなみにstatic修飾子を付けると、Fatal errorとなるので、本来であれば推奨されない使い方のような気もします。
これってPHP5の常識なんでしょうか?
そんなに用途は無いと思うんですが、PHPのpirntf構文やsprintf構文のフォーマットから変換指定子(%sや%d等)を抜き出す正規表現を書いてみました。
/(?:^|[^%])%(?:[0-9]+\$)?(?:[\+\-]?(?:0|\'[^%])?[\d]*?(?:\.\d+)?)?[bcdeEufFgGosxX]/u
preg_match_allなどで利用すれば、変換指定子が何個使用されているかなどを調べることができると思います。
プログラム中でprintf構文に必要とされる引数の数を調べなくてはならなくなり、下記のような関数を作って利用しています。
function _argAmount($pattern) { preg_match_all( '/(?:^|[^%])%(?:([0-9]+)\$)?(?:[\+\-]?(?:0|\'[^%])?[\d]*?(?:\.\d+)?)?[bcdeEufFgGosxX]/', $pattern, $matches ); $count = 0; if (!empty($matches[1])) { $filtered = array_filter($matches[1]); $max = max($filtered); $empty = count($matches[1]) - count($filtered); $count = ($max > $empty) ? $max : $empty; } return $count; }
MovableTypeでエントリーの概要文を表示する際は、<$mt:EntryExcerpt$>を利用します。
ただ、このタグは概要文が存在しない場合は本文の最初200文字を表示してしまいます。
この場合、日本語のドキュメントには表記してありませんが、下記のオプションを利用することで概要文が存在する場合のみ表示し、存在しない場合は本文の引用を行わないようになります。
<$mt:EntryExcerpt no_genarate="1"$>
MovableTypeは日本語ドキュメントが充実していないので、こういった便利な機能が探さなければ出てこない不便さをなんとかして欲しいですね。