つい最近、iTunesのバージョンを上げたところ、iTunes内で画面切り替えが発生する場合や、何かしらの操作をした場合に「ギュンッ」とか「ビュンッ」と言ったような、おかしな音が鳴るようになってしまいました。

この対処方法を調べたのでまとめておきます。

コマンドプロンプトからコマンドを打つだけ

これはどうやら公式に認められている問題のようで、Appleのサイトにも対処方法が記載されています。

それによると、コマンドプロンプトから特定のコマンドを実行するだけで解決するようです。

コマンドの実行方法

iTunesが起動している場合は終了して下さい。
その後、おもむろにWindowsのコマンドプロンプトを立ち上げます。

立ち上がったプロンプトから、下記のコマンドを打ち込んで、Enterを押します。
インストール場所、32ビット版と64ビット版のWindowsでパスが違うので気をつけて下さい。

コマンドは、コピーしてプロンプト上で【右クリック】 → 【貼り付け】が間違えなくて良いでしょう。

推奨パスにインストール済みの場合

iTunesをインストールする場合に、インストールフォルダを変更していない場合です。

32ビット版のWindowsを利用して居る場合
"C:\Program Files\iTunes\iTunes.exe" \setPrefInt "force-accessibility-off" 1
64ビット版のwindowsを利用して居る場合
"C:\Program Files (x86)\iTunes\iTunes.exe" \setPrefInt "force-accessibility-off"

その他のパスにインストールしている場合

iTunesをインストールする場合に、インストールフォルダを独自に指定した場合です。

"【iTunesをインストールしたフォルダ】\iTunes.exe" \setPrefInt "force-accessibility-off"

これで解決

特に「完了しました」などのフィードバックもありませんが、iTunesを立ち上げると異音は無くなっているはずです。

LingoesをGoogleChromeで利用する

非常に便利な右クリック辞書として有名なLingoesですが、GoogleChromeや最新のFirefox4などでは右クリックで単語を翻訳することができなくなってしまいました。
こんな時どうしたらいいかというと、Lingoesには3つの翻訳タイプがあります。

Lingoesの翻訳タイプ

右クリック翻訳

そのままの通り、右クリックしたときに、マウスカーソルの下にある単語を翻訳します。

ハイライト翻訳

文字をドラッグして選択状態にしたときに、その選択状態の単語を翻訳します。

クリップボード翻訳

文字列をクリップボードにコピーしたときに、その単語を翻訳します。

右クリック翻訳以外を利用する事で解決

このうち、GoogleChromeやFirefox4で利用できなくなってしまったのは「右クリック翻訳」です。
その他のハイライト翻訳やクリップボード翻訳はそのまま利用ができるので、そちらを使うことで解決をすることができます。

ショートカットキーで便利に

ちなみに各翻訳機能はタスクバーに表示されているLingoesのアイコンを右クリックするか、ショートカットキーでon/offの切り替えができます。

うかつにクリップボード翻訳をONのままにしておくと、何か文字列をコピーするたびに翻訳ウィンドウが出てしまいちょっとイライラするので、利用するときのみショートカットキーでONにする方法が一番ベターかと思います。

  • 右クリック翻訳 … ALT + G
  • ハイライト翻訳 … ALT + Z
  • クリップボード翻訳 … ALT + B