MovableTypeの複数ブログ再構築プラグイン

MovableTypeの複数のブログを使って1つのサイトを構築している場合、1つのブログのテンプレートを、MTIncludeで読み込んで使い回したりする事があるかと思います。

そういう場合、元のテンプレートを変更すると、そのテンプレートを読み込んでいる全てのブログをいちいち再構築しなくてはなりません。

そんなとき、QuickRebuildというプラグインが非常に役に立ちます。これは、インストールしたMovableTypeに存在する全てのブログを同時に再構築することがでます。

インストール後、通常の再構築ボタンの横に全てのブログを再構築するボタンが追加されるので、それをクリックすると全てのブログを再構築するためのウィンドウが表示されるので、再構築を実行するブログをチェックして実行するだけというシンプルで素晴らしいプラグインです。

QuickRebuild

http://tec.toi-planning.net/mt/quickrebuild/

紹介ページにはMovableType4対応と記載されているだけで、MovableType5に対応しているかは書いていないのですが、ダウンロードページからバージョン0.5以上をダウンロードすれば、MovableType5以上でも利用できます。

rebuildlet

http://tec.toi-planning.net/mt/rebuildlet/

こちらは同作者の方が、上記のプラグインをブックマークレットとして利用できるように公開しているものです。

ブックマークレットに登録しておくだけで、プラグインをインストールしなくても全てのブログを再構築できるため、多数のサイトを管理している方にはこちらのほうがお勧めです。

こちらもプラグインと同じく、MovableType4でも5でも利用可能です。

crypt関数を使った処理でPHPが停止する

PHPでcrypt関数を利用して暗号化の処理を行った場合、数回に1度処理が止まってしまうことがありました。処理が止まるといっても、PHPのスレッドがCPUを使い切って暴走しているわけでもなく、ただ延々と読み込み中の画面で止まってしまうような状態。

環境は以下。

  • Windows 7 Professional
  • Xampp 1.7.3

別のPCで同じ環境を整えた場合でも、全く同一の現象が発生したので、PC側の問題ではない模様。
いろいろ調べてみたところ、どうやらPHP5.3.1固有の問題ということがわかりました。

http://bugs.php.net/bug.php?id=50947

とりあえずPHPのバージョンをアップすることで解消されるようです。crypt関数を利用したアプリケーションを利用している場合は、Xampp同封のPHPでは問題が起きる可能性があるので注意してください。

CMSとしてのMovableTypeとWordPress

この記事は古い情報です。MovableTypeとWordPressについての最新の見解を改めて記事にしていますので、そちらを合わせてご覧下さい。

最近、通常のウェブサイトの制作業務でも、更新情報の配信やコンテンツの編集などでCMSを利用する機会が非常に多くなってきました。

弊社としては基本的にはMovableTypeを利用してウェブサイトを作成しているのですが、CMSとしてはほかにも本ブログにも利用しているWordPressや、既存サイトを簡単にCMS化できるSoyCMS等、いろいろなアプリケーションも登場しています。

なぜ弊社としてはMovableTypeをメインのCMSとして利用しているかというと、下記のような理由によるものです。(あくまで私的なものなので、これ以外の意見があれば是非教えてください)

  1. ウェブサイトとブログという概念で複数のブログを1つの管理画面で管理できる
  2. 日本語で書かれた多様なドキュメントとプラグインが存在する
  3. 静的生成のため他のシステムと連携が取りやすい
  4. 制作実績が多い

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必要に追われて、MovableTypeのパーマリンクを正規表現でカスタマイズするプラグインを書いたので、需要があるかどうかはわかりませんが公開します。

利用方法はいろいろあると思うんですが、自分の場合はCakePHPのコンテンツ部分を管理するのにMovableTypeを利用する場合に使用しています。
※CakePHPのコンテンツ管理にMovableTypeを利用する、を参照。

CakePHPを設置する場合、Cakeのディレクトリやアプリケーションのディレクトリは公開ディレクトリ以外の部分に設置することが多いため、MovableTypeのテンプレートの生成先をアプリケーションのviewsディレクトリ以下に設定した場合、MovableTypeの生成するパーマリンクや、管理画面上からの記事へのリンク(プレビューなども含めて)が正しく動作しなくなります。

その場合、正規表現でパーマリンクのURLを書き換えることで、正しいURLが生成されるようにできます。

ダウンロード

http://inspire-tech.jp/wp-content/uploads/2010/08/CustomPermalink.zip

動作要件

MovableType 5.0以上

使用方法

  1. MovableTypeのPluginsディレクトリにアップロード後、利用したいウェブサイトまたはブログのプラグイン管理画面から、有効のチェックを入れます。
  2. その後、同画面のAdd new pairリンクをクリックするとダイアログが表示されるので、そこに検索する文字列と置換する文字列を設定します。このペアは、複数登録することが可能です。

※検索と置換の処理は表示されてるペアの上から順番に実行されていきますので、並び順には注意してください。

CSSのroundedプロパティを簡単に設定する

CSSのroundedプロパティは、IEに対応していないという点はあれど、ボタンやボックスを簡単に角丸に装飾できて便利なプロパティです。

ただ、IEを除いたブラウザに対応させる際も、WebkitやMozilla向け、さらにはCSS3対応のプロパティを併記するとなると少々面倒に感じることがあります。

そこで、数値を入力するだけで実際のイメージを見ながら、各ブラウザ向けのroundedプロパティを簡単に取得できるサイトをご紹介します。

http://border-radius.com/

上記のサイトに角丸の半径をピクセル数で入力すると、それに対応したプロパティが自動的に出力されますので、それをコピーして利用すると簡単です。